まずはお店へ行って相談してみてください。もちろんプロですから墓石のこと、墓地のこと、お寺（宗派）のこと、その他なんでもご相談ください。

展示品にしっかりと価格が表示してあるか、工事は自社でやっているかなど、一番信頼のできる「石屋」をご自分で探してみてください。

よくお客様から「御影石(みかげいし)はどれですか？」と聞かれますが、お墓に使用される石のほとんどが御影石（花崗岩）です。花崗岩とは火山が噴火して堆積したものが何万年もの時を経てできたものです。

石の「質」は一般的に石の硬さや、水分の吸収率などによって評価されます。その見極めはプロにとっても難しいものです。石の色や形など、好みの物を選んだ上で、信頼できる石屋へお任せください。

近年は輸入石材が多く流通するようになり、日本で販売される石材の７～８割が中国産というデータもあります。確かに中国産はお手頃な価格という大きなメリットがありますが、「質」という点ではやはり日本の石にはかなわないというのが現実です。その日本の石ですが、日本の風土で育まれ、日本人の手で採掘され、加工されるという点で大きな安心感があります。輸入石材に比べ価格が高いのは確かですが、ご予算に合う範囲でしたら、ぜひ日本の石をお求めになられることをお勧めします。

お墓を建てるのにいつが良いと決まった時期はありません。ただ、忌明けや一周忌など法要に合わせて、またお盆やお彼岸などといった時期をメドに建てられる方が多いです。

宗派によってお墓の形が大きく変わることはありません。多少、彫る文字が違ったり、塔婆立の有無が変わったりします。

最近は、故人にゆかりのあるものや言葉をモチーフに、オリジナルのデザインで作られる墓石をお求めになられる方が増えてきています。当社でもオリジナルデザインの墓石を手がけ、その高いデザイン性と精密な加工技術に多大なる評価をいただいております。

生前にお墓を建てることは「寿陵」と呼ばれ、「寿陵」をすると健康で長生きできるという言い伝えがあります。また、子供にお墓の準備という苦労をかけたくないと思う気持ちから「寿陵」を建てられる方も増えています。

墓地には、「公営墓地」「寺院墓地」「民営墓地」の3種類があります。公営霊園の場合、お墓の工事を行う石材店は自由に選ぶことができますが、寺院墓地や民営墓地では墓石工事を行う石材店が指定されている場合があります。このような点を考えると、「墓地探しも、まず信頼できる石材店選びから」と言えます。

保証の有無や内容は石屋によって異なりますが、当社では10年保証を致しております。また、アフターサービスも色々と行っておりますので安心して頂けると思います。